建学の精神
建学の精神
仏教の理想とする人間完成
仏教の理想とする人間完成
本校は、828 年に弘法大師が開いた日本最初の私立学校「綜藝種智院(しゅげいしゅちいん)」の教育理想「仏教の理想とする人間完成」を建学の精神に置いています。人間として正しく生きていくための深い知識に基づく判断と行動である「智慧」、そして自分だけでなく他の存在と個性を尊重し、自然との共生を思いやる心「慈悲」を身につけた、誠実で明るく健康な人材の育成を目指しています。
教育目標
教育目標
智慧と慈悲を説く仏教精神により、誠実で明るく健康な青少年の育成を目標とする
智慧
人間として正しく生きていくための深い知識に基づく判断と行動である慈悲
人間として自分だけでなく他の存在と個性を尊重し、人類はもとより、自然との共生を思いやる心で行動することである
教育方針
教育方針
自立の精神を持ち、社会に貢献する人となる
自立の精神を持ち、社会に貢献する人となる
現在、社会では優れたコミュニケーション能力と自ら考えることのできる力が求められています。本校は、自分の意見を堂々と主張できる力を身につけるために、自律の精神を尊重し、特進コース・総合進学コースそれぞれのカリキュラムを活かした学習活動に取り組んでいます。また、部活動等の課外活動にも、自ら進んで積極的にチャレンジすることを奨励しています。
学園生活の指針
学園生活の指針
教職員・生徒が一体となって以下の「学園生活の指針」をもとに
教育目標を実践していきます。
教職員・生徒が一体となって以下の「学園生活の指針」をもとに
教育目標を実践していきます。
布施(ふせ)の実践
布施(ふせ)の実践
思いやりの心をもって人に接しよう
思いやりの心をもって人に接しよう
互いに助け合っていく精神です。高校生活の中の学級活動、委員会活動、部活動、その他多くの特別活動を通して、相互扶助の精神を涵養し人格を高め、奉仕の心を養います。
持戒(じかい)の実践
持戒(じかい)の実践
ルールを守り自制の心を持とう
ルールを守り自制の心を持とう
互いに快適に高校生活を送ろうとする精神です。高校生らしい規範を保った生活を送るため、自主自律の精神で校則を守り、社会に出てからも法を遵守する姿勢を育みます。
忍辱(にんにく)の実践
忍辱(にんにく)の実践
忍耐の心をもって他人に対して寛容であろう
忍耐の心をもって他人に対して寛容であろう
他者を寛容に受け止める精神です。日々の生活の中で、相手を敬い尊重し、客観的に自己判断することで周囲との調和を図ります。また、目上の方への接し方等も身につけていきます。
精進(しょうじん)の実践
精進(しょうじん)の実践
自分の目標を定めベストを尽くそう
自分の目標を定めベストを尽くそう
互いに切磋琢磨して目標を達成しようとする精神です。学習から生活まで、自分たちが描いた目標に一歩ずつ近づいていけるよう、努力する心を養います。
禅定(ぜんじょう)の実践
禅定(ぜんじょう)の実践
自分をふりかえる平静な心を養おう
自分をふりかえる平静な心を養おう
自分を振り返り、意義深く生きようとする精神です。勤行や仏教行事、宗教の授業を通して自省する習慣を身につけます。新しい自分にステップアップするための強い精神力を養います。
智慧(ちえ)の実践
智慧(ちえ)の実践
新鮮な心で智慧を磨こう
新鮮な心で智慧を磨こう
布施、持戒、忍辱、精進、禅定という徳目を総合的に実践する力が智慧です。自ら積極的に壁に立ち向かい、ひたむきに乗り越えようとする若者の特権を尊重し、真の智慧を持った人格者を育みます。
教職員の指導理念
教職員の指導理念
本校では、仏教に説く「すべての人間はみな等しく仏の性質を持っている」を根底とした教職員の指導理念を定めています。「すべての生徒には生まれつき、平等に、智慧と慈悲が備わっている」という見地に立って、「教育は根気なり、根気は愛なり」の精神をバックボーンに、生徒一人ひとりの資質や能力を認め、前向きに励まし、効果を引き出すことにより個々が達成感を得て満足できるような指導を行います。
教職員の指導理念実践のための四項目
教職員の指導理念実践のための四項目
一、慈しみの心、和やかな姿で教え、また与える(和顔)
一、優しい、慈しみの言葉で生徒に接する(愛語)
一、教育者としての自覚で行動し、生徒の範として善行で人々に利益を与える(利行)
一、教職員及び生徒とお互いの立場に立って考え、同じく行動する(同事)