仏教主義学校連盟主催 第59回花まつりを催行しました
4月7日(金)に仏教主義学校連盟主催 第59回花まつりを催行しました。
生徒有志による散華の舞の後、開式の辞として、仏教主義学校連盟会長である植野学校長が「この灌仏会花まつりも数えて59回目の開催となります。今後とも仏教主義学校連盟間の連携を深めていきたいと思っております。また、今日はお釈迦様がお生まれになり、生まれたその瞬間に、天上天下唯我独尊とおっしゃった日です。この言葉は、自分だけが尊いということではなく、自分自身だけが尊い部分をもっているということを意味します。これについて、私は2つの側面があると思っております。1つは自分の命、そしてもう1つは、自分が持っている才能のことです。これらのかけがいのないものを意識することが、天上天下唯我独尊ではないかと思っています。今日皆さまは灌仏会においでいただいたことで、お釈迦様との繋がりをもつことができたと思います。ぜひ一人ひとりが自身の尊さと自己肯定をしっかりと持っていただいて、自身の良さを活かしながら進んでいく良い機会にしていただければと思います」と述べました。
生徒会による献香・献花、読経回向、仏教主義学校連盟会長・来賓の方・副会長・代表先生・代表生徒による灌仏が行われました。
次に、東京都仏教連合会事務局長の吉田泰樹様より、「花まつりがお釈迦様の誕生を祝う行事であることをきっかけに、命の誕生を喜び感謝することに繋がっていけば良いと思っております。お釈迦様は誕生後に七歩お歩きになり、天上天下唯我独尊とおっしゃいました。植野学校長のお話にもありましたように、人間には誰しも、何者にも勝る尊いものを持っています。ぜひこの機会に、私たち一人ひとりが尊いのだということを考えてみてください。仏の子として誕生したお釈迦様を、仏が降りてきたと表現した人々の心を想い、その喜びと感謝を伝えていく心をもって、花まつりをお祝いいたします」と祝辞をいただきました。
その後奉讃文を、生徒会会長の淺賀さんが「希望と理想を目指し、今を生きる決意を持たなくてはいけないというお釈迦様の教えに耳を傾け、努力していくことの尊さを自覚し、これからの時代を築いていくことを誓います」と力強く読み上げました。
最後に、立正大学中学高等学校の大場一人学校長から「それぞれの学校が仏教主義のもとで学校生活を送りながら、学んでいると想います。宗派は異なりますが、仏教主義で学ぶという同じ志を持つ生徒の皆さんの友情と絆が深まっていけば良いと思います」と閉式の辞が述べられ、仏教主義学校連盟主催 第59回花まつりを終了しました。
奉讃文を読み上げた生徒会会長の淺賀さんの感想をご紹介します。
以下のリンクをクリックしてご覧下さい。(PDFファイルが開きます)
→仏教主義学校連盟主催「花まつり」の様子と参加した生徒会会長の淺賀さんの感想