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成道会を挙行しました

更新日 : 2023年12月05日   カテゴリー : 学校行事

 令和5年12月4日(月)、横浜清風高等学校では、お釈迦様が悟りを開かれたことを記念して成道会(じょうどうえ)を挙行しました。

1・2年生がアリーナ、3年生は各教室でリモートにより参加しました。

 

 生徒有志による散華の舞と献香献花の後、宗教教育部部長の藤﨑先生より「お釈迦様の悟り」について記念講話をしていただきました。

 

 

 藤﨑先生は成道会の由来について「成道会とは、お釈迦様が悟りをお開きになったことを記念する法要のことです。 お釈迦様は29歳の時に出家され、6年間の厳しい修行の後、菩提樹の下に座り、深い瞑想に入られました。そして12月8日の明け方、明星の輝きとともに人々が幸せになる道を見つけられました」とお話しになりました。

 

 次にお釈迦様について、「お釈迦様の素晴らしいところは悟っただけで終わらず、悟った内容を他の人に分かりやすく伝え、共感を得ていたところです。私たちが生活している中で、何かに向き合い、それによって気付いたことを誰かに伝えるのは、大きな壁があるのではないでしょうか。しかし、お釈迦様も私たちも同じ人間ですから、私たちにも同じことが少なからずできると思っています」と述べられました。

 

 最後、藤﨑先生は生徒たちに向けて「今後、皆さんには部活や勉強、対人関係等で思い通りにならないことが出てくるかもしれません。それでも、お釈迦様のように今の自分の現状を見つめ直し、目の前の物事やストレスと向き合い、日々を大切に生きていくことが大切です」とお話しになり、成道会を終了しました。

 

 生徒たちは、記念講話を聞いて成道会に関する理解を深めるとともに、お釈迦様の教えから自分自身とどのように向き合っていくのかを学びました。