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　３月１日（土）、厳しい冬を乗り越えて、花開く弥生良き日に、第２４回卒業証書授与式が挙行されました。
生徒の自主自立の精神と、社会的風潮である多様性の象徴として、卒業５２１名の胸元は色とりどりのコサージュで飾られました。皆美しく大輪の花を咲かせ、堂々と証書を受け取りました。

　高野山真言宗管長座主猊下告諭では、眞田理事長が「本校百年の伝統を誇りとし、どんな時代でも確固たる自己を持ち、精進する心、互いを思いやる寛容さを育んでください」と代読しました。植野学校長式辞では、「己がどうあるべきか考え実践した君たちは、新しいステージを進みます。シェイクスピアの名言『人生は選択の連続である』ように、正しい選択をすること。虚像ではなく実像を見きわめることが大切です」と貴重な訓示を下さいました。

　生徒会長・池田さん（１年）の送辞「体育祭の『セイフー最高！』が忘れられません。」に対し、元生徒会長・淺賀さん（３年）の「失敗と成功を繰り返した経験から、他と協力する大切さを学んだ。母にも感謝を伝えたい。」と答え、参列する保護者の涙を誘いました。